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結婚情報サービスの成婚率 大手結婚情報サービス会社の広告に、よく成婚数○万人とか 成婚率○%という表示を目にすることがありますけど、はっきり 言ってあの数字はほとんどあてになりません。 なぜなら、これは自己申告だからです。 第三者の調査機関などが調べて公表しているのなら話しは別 ですが、そういうことは一切ないのです。 ですから、いくらでも都合の良いように表示できてしまいます。 そもそも成婚数とか成婚率の算出方法に基準なんかないの ですから、いかようにもなるんですね。 以前、大手結婚情報サービス会社の数社が公正取引委員会 から、広告に表示している成婚数が不当表示にあたるとして 排除命令を受けました。 新聞記事にも大きく取り上げられていましたね。 何がまずかったかというと、成婚数の中に会員以外の人と結婚 が決まった人の数まで入れていたのです。 要するに、自分は会員だけれど相手は結婚情報サービス会社 の会員ではないということ。 日常の生活の中で自然に出会って、恋愛して結婚したにも関わ らず結婚情報サービス内で結婚したことになっていた・・ 常識で考えれば、成婚数というのは会員同士で決まらなければ 成果にならないはずですよね? だって会員が自分で行動して相手を見つけたんであって、 結婚情報サービスのお世話になっていないのですから「当社 で成婚しました」はおかしな話です。 でも結婚情報サービス会社の言い分は、会員として活動したい たおかげで自分が磨かれて日常での出会いにつながった、と いうワケの分からない釈明がされていました。 どこにもそんな根拠があるはずありません。 勝手に都合の良いように解釈して、勝手に広告宣伝の材料に 使ったというわけです。 自分が磨かれて結婚につながったのであれば、もっと早く会員 同士で決まっただろうと思いますが・・ 実際には、会員同士で結婚が決まるより、自分で出会いを見つ け自然に結婚が決まるケースの方が圧倒的に多いのです。 結婚情報サービスでは上手くいかないから、やはり自分の力で がんばろうと思うのだと思います。 もしくは小規模の結婚相談所にも登録して、そこで結婚が決まる ケースも多いようです。 それを全て自分の手柄のように公表してしまうやり方だと、何も 知らない消費者に誤解を与え、不利益が生じますから、さすがに 公正取引委員会も見逃すわけにはいかなかったわけですね。 排除命令を受けた後、成婚数を修正しましたけど、当初の成婚数 の半分以下に減っていました・・ それを計算してみると、成婚率は1割程度と思われます。 この数字が高いか低いかは人それぞれの感じ方ですから何とも 言えませんが、表面的な数字だけに惑わされて結婚相談所や 結婚情報サービスを選ばないことが肝心だと言えるでしょう。
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