結納品のしきたりと準備について解説。ウエディングを目指す二人に送る婚約、結納から結婚式、披露宴までの挙式、ブライダル情報です。 | |
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昔は「三種一荷・五種一荷」といって、肴を三ないし五種と、酒を 一荷つまり二樽用意し、これに小袖や帯、あるいは袴などを添えて 結納品として持参したものでした。 新しく親族になる印に飲食をともにした習慣が、形式として残って いるようです。 今では生ものの肴を使うことはほとんどなく、するめや昆布などの 乾物で代用し、着物類もお金に替えて贈るのが一般的です。 これらの品物を形式化した結納品セットがデパートのブライダル サロンなどで市販されているので、これを利用すると便利です。 結納品は地方によっても異なり、関東よりも関西の方が豪華という 傾向があります。 ●結納九品目とそのいわれ 結納品は、次の九品が正式とされています。 1.金包み・・女性に対しては「御帯料」、男性に対しては「御袴料」 として結納金を包みます。 2.勝男節(かつおぶし)・・鰹節。鰹節は昔は不時の備えとして大切 にされてきました。剛毅な男性の象徴です。 3.寿留女(するめ)・・鰹節と同様にかつての保存食です。女性を 表し、幾久しくの意味もあります。 4.子生婦(こんぶ)・・昆布。よろこぶに通じ、子宝に恵まれること を祈ってこの当て字が使われます。 5.友白髪(ともしらが)・・白麻糸。夫婦共に白髪になるまで仲良く という意味の品。友志良賀とも書きます。 6.末広(すえひろ)・・純白無地の扇子。めでたさが末広がりになる ことを願うしるしです。 7.家内喜多留(やなぎだる)・・酒を入れる柳樽のこと。最近では 代わりに現金を包むのが一般的です。 8.長熨斗(ながのし)・・鮑のし。昔は海産物の中で最も貴重な鮑を 贈ることで祝意を表しました。 9.目録・・結納品の品名や数を記したものです。 この九品の中から2と7を略した七品セット、さらに3と4を略した 五品セットもあります。 ●結納品準備の原則 関東式では、一台の片木盆(白木の台)に全ての品を載せて取り交わす 形式で、「結納を交わす」という表現をします。 関西式では、品物を一つずつ別の台に載せて立体的に飾ります。 こちらは、直接取り交わすのではなく、目録で受け渡しをすることから 「結納を納める」といいます。 結納飾りは、奇数(喜数)で揃える習わしがあり、九品目、七品目、 五品目、三品目とあります。 九品目が正式とされていますが、どのランクにするかは、双方で話し 合って決めておくと良いでしょう。 一方は豪華でもう一方は簡素というのでは、それぞれに不満が残ります。 そのようなことを避けるためにも、購入する店、品目数、予算などを 具体的に決めて、同じものを揃えるようにします。 双方の考えが食い違ってまとまらない場合は、仲人に調整してもらうか、 一任します。 仲人を立てないときは、結納品を扱っている専門店やデパートのブライ ダルサロンで相談してみると良いでしょう。
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